家庭菜園で野菜を育てていると
「pHが大事」
「土の酸度をチェックしよう」
という言葉をよく見かけます。
でも初心者の方からすると
専門用語のように感じやすく
「結局なにをすればいいの?」
と迷うポイントのひとつです。
実は、土の酸度(pH)は
野菜が元気に育つための基本条件のひとつで
値が合っているだけで成長スピードが大きく変わります。
この記事では
初心者でもわかりやすいように
pHの基本と、野菜との相性、簡単に測る方法
をやさしく解説します🌱✨
土の酸度(pH)とは?野菜が栄養を吸うための“土の性質”
土の酸度とは
土が「酸性なのか、中性なのか、アルカリ性なのか」を表す値のことです。
pHの基準は次のように分けられます👇
- pH 7 = 中性
- pH 7より小さい = 酸性
- pH 7より大きい = アルカリ性
日本の土は雨が多い影響で
自然と酸性に傾きやすいのが特徴です。
この“酸度”が野菜の生育に大きく影響し
pHがズレていると
どんなに肥料や水を工夫しても
うまく育たないことがあるほどです。
なぜpHが大事なの?野菜は“相性のよい酸度”でよく育つ🌼
野菜はそれぞれ育ちやすいpHが決まっています。
この適した酸度の範囲を
“適正pH” と呼び
ここから大きく外れると
次のようなトラブルが起こりやすくなります。
- 肥料を吸えなくなる
- 葉が黄色くなる
- 成長スピードが落ちる
- 実がつきにくくなる
つまり
野菜にとってpHは“栄養を吸う入口”のようなもの。
どれだけ肥料を与えても
酸度が合っていなければ吸収が悪くなり
育ち方に影響が出てしまいます。
野菜はどのpHを好む?種類別の適正pH一覧🥕🥒🍅
初心者でも覚えやすいよう
代表的な野菜の適正pHを整理しました。
pH 6.0〜6.5(弱酸性)を好む野菜(最も多い)
- トマト
- ナス
- ピーマン
- キュウリ
- ミニトマト
- キャベツ
- ブロッコリー
- レタス
ほとんどの野菜がこの範囲でよく育ちます。
pH 6.5〜7.0(中性に近い)を好む野菜
- ほうれん草
- 玉ねぎ
- ネギ
これらは酸度にやや敏感で
酸性が強い土が苦手です。
pH 5.5〜6.0(酸性寄り)を好む野菜
- さつまいも
- ジャガイモ
- にんじん
イモ類はやや酸性のほうが育ちやすいのが特徴です。
家庭菜園でpHを簡単に測る方法📏
「測るのって難しそう」
と思われる方もいますが
実はとても簡単です。
ホームセンターやネットで買える
pH試験紙(リトマス紙) や pH測定液 を使うだけでOKです。
① 試験紙(リトマス紙)で測る方法
- 土をコップに入れる
- 同量の水を加えて混ぜる
- 上澄みを試験紙に付ける
- 色の変化でpHを確認
もっとも手軽で初心者向けです。
② pH測定液で測る方法
- 土と水を混ぜる
- 滴下して色の変化を見る
試験紙より正確に測れます。
③ pH測定器(デジタル)を使う方法
プロレベルにも使える精度ですが
最近は安価なものでも簡単に測れます。
ただし
「初心者は試験紙で十分」
というのが実際のところです。
酸度を調整する方法🌱(簡単な改善アイデア)
測ってみて
pHが適正範囲より外れていた場合の
調整方法を紹介します。
土が酸性に傾いている場合(pHが低い)
→ 苦土石灰を少量混ぜる
- 1㎡あたり50〜100g
- 植え付け1〜2週間前に混ぜるのが基本
プランターなら
片手一杯(軽く)で十分です。
土がアルカリ寄りの場合(pHが高い)
→ 腐葉土・たい肥を足す
有機物を加えると
自然と弱酸性へ戻しやすくなります。
プランターの場合は“そこまで神経質にならなくてOK”🪴
庭土と違い
プランターの培養土は
最初から 野菜が育つpHに調整済み です。
そのため
- 新しい培養土を使う
- 古い土は再生材でリセットする
これだけでほぼ問題ありません。
初心者のプランター菜園なら
pHを一度測るだけで十分です。
まとめ|pHを知ると野菜づくりがもっと簡単に🌼
今日のポイント👇
- pHは土が酸性か中性かを表す値
- 多くの野菜は弱酸性(pH6.0〜6.5)を好む
- イモ類はやや酸性寄りでも育つ
- 試験紙で簡単に測れる
- 酸性が強い時は苦土石灰
- アルカリ寄りなら腐葉土で調整
- プランターはそこまで神経質にならなくてOK
pHは野菜の“育ちやすさの鍵”ですが
難しいものではありません。
一度測って、少し調整するだけで
植物がぐんと元気に育ちます🌱✨


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