家庭菜園や庭づくりを続けていると、毎日の変化はとても小さく感じることがあります。昨日と今日で大きく違うようには見えず、つい見過ごしてしまうことも少なくありません。
私自身、庭に出ることが習慣になってから、季節ごとの変化を写真で残すようになりました。すると、あとから見返したときに、想像以上に庭が変わっていることに気づき、思っていた以上に楽しめるようになりました。
この記事では、季節ごとの庭の変化を写真で残す楽しみ方について、無理なく続けられる視点でお伝えします。
庭の写真を撮ることで気づける変化 🌱
目では気づきにくい成長が見える
毎日庭を見ていると、少しずつ進む変化には気づきにくくなります。写真に残すことで、数週間や数か月前との違いがはっきり見えるようになります。
葉の色が変わっている、背丈が伸びている、花の数が増えているなど、写真を並べて見比べることで、庭の成長を実感しやすくなります。
季節の移り変わりを感じやすくなる
春夏秋冬で、庭の雰囲気は大きく変わります。写真を通して見ると、光の入り方や影の長さ、植物の表情の違いに自然と目が向くようになります。
ただ庭を眺めるだけでは気づかなかった季節感を、写真が教えてくれることもあります。
記録が思い出として残る
その年の天候や育て方の工夫も、写真と一緒に思い出として残ります。あとから振り返ったときに、その時の気持ちまで思い出せるのも、写真の良さだと感じています。
💡POINT
庭の写真は記録でありながら、自分の時間を振り返るためのツールでもあります。
写真を撮るタイミングの考え方 🌼
決まった日を作らなくていい
写真を撮ろうと決めると、ついルールを作りたくなりますが、毎週必ず撮る必要はありません。気づいたときに撮るくらいが、長く続けやすいと感じています。
庭に出たついでに一枚撮る。それくらいの感覚で十分です。
季節の節目を意識する
春の芽吹き、夏の成長、秋の収穫、冬の静かな庭など、季節が切り替わるタイミングで写真を残すと、変化がより分かりやすくなります。
特別なイベントでなくても、季節の始まりを意識するだけで、写真の意味が深まります。
同じ場所を撮ってみる
毎回違う場所を撮るのも楽しいですが、同じ位置から撮ることで変化がはっきり見えてきます。花壇の一角や家庭菜園の一区画など、決めておくと比較しやすくなります。
スマホでも十分楽しめる理由 📱
特別な機材は必要ない
庭の写真は、記録として残すことが目的です。高性能なカメラがなくても、スマホで十分だと感じています。
むしろ、手軽に撮れるからこそ、続けやすくなります。
明るい時間帯を選ぶだけで印象が変わる
朝や夕方など、自然光がやわらかい時間帯に撮るだけで、庭の雰囲気はぐっと良くなります。難しい設定を考えなくても、光を意識するだけで十分です。
上手に撮ろうとしない
構図や仕上がりを気にしすぎると、写真を撮ること自体が負担になります。きれいに撮るより、残すことを優先すると、気持ちがラクになります。
💡POINT
庭の写真は作品ではなく、日々の記録として考えると続けやすくなります。
写真を残すことで生まれる楽しみ 🌿
過去の庭と比べられる
数か月前や数年前の写真を見ると、庭が少しずつ育ってきた過程が分かります。思っていた以上に積み重ねてきたことに気づくこともあります。
家庭菜園へのモチベーションになる
成長の記録が目に見えることで、次の季節も続けてみようという気持ちにつながります。うまくいかなかった年も、振り返ると大切な経験だと感じられます。
自分だけの庭の歴史ができる
写真を残すことで、その庭ならではの時間が積み重なっていきます。誰かに見せるためでなく、自分のための記録として価値が生まれます。
無理なく続けるための工夫 🌱
保存場所を決めておく
スマホのアルバムやクラウドなど、保存場所を決めておくと、あとから見返しやすくなります。季節ごとに分けておくのもおすすめです。
コメントを残さなくてもいい
写真にメモを残そうとすると負担になります。写真だけでも十分に意味は伝わるので、無理に言葉を残さなくても問題ありません。
撮らない時期があっても気にしない
忙しい時期や気分が乗らない時期があっても大丈夫です。空白の期間があっても、また撮りたくなったときに再開すれば十分だと感じています。
💡POINT
続けるコツは、記録を義務にしないことです。
まとめ|庭の写真は季節を楽しむきっかけ 🌿
季節ごとの庭の変化を写真で残すことで、日々の小さな変化に気づきやすくなります。庭に出る時間が、少しだけ特別なものに感じられるようになります。
上手に撮る必要はなく、たくさん撮る必要もありません。気づいたときに一枚残すだけで、庭の時間は十分に楽しめます。
無理をせず、自分のペースで、庭と一緒に季節を重ねていってください。


コメント