家庭菜園で元気がなくなったとき多くの人が水不足を疑います
しかし実際には水不足ではなく根のトラブルが原因のことが多くあります
特に根腐れは初期症状が水不足と似ているため判断を間違えやすいトラブルです
対処が逆になると一気に弱り回復が難しくなります
この記事では根腐れを見分けるための確認手順と回復方法を整理します
根腐れは3段階で進行する
根腐れは突然起きるのではなく段階的に進みます
初期は吸水低下
中期は根の変色
後期は株の衰弱
この段階を理解すると早期に対処できます
STEP1:土の匂いを確認する
まず土の状態を確認します
表面ではなく少し掘って匂いを確認します
土の匂いがしない場合は正常です
酸っぱい匂いや腐敗臭がある場合は根腐れの可能性があります
これは土中の酸素不足により微生物環境が変化した状態です
STEP2:葉の変化を見る
根腐れの葉の変化には特徴があります
水不足は全体がしおれます
根腐れは部分的にしおれます
葉色は薄くなり徐々に黄色くなります
回復せず広がるのが特徴です
STEP3:茎の状態を確認する
株元を軽く触ります
しっかりしていれば正常です
柔らかい場合は進行しています
黒ずみがあれば中期以降です
STEP4:根を確認する
可能なら一部だけ掘り確認します
白い根は正常です
茶色く柔らかい根は腐敗しています
触ると崩れる場合は回復が難しくなります
回復させる方法
初期なら乾燥管理で回復します
水やりを止め風通しを確保します
中期は傷んだ根を除去します
排水性の良い土へ植え替えます
後期は株の更新を検討します
野菜ごとの症状の違い
ミニトマトは下葉から黄色くなり徐々に広がります
きゅうりは葉が急にしおれ夕方も戻らなくなります
ナスは葉にハリがなくなり茎が柔らかくなります
葉物野菜は一晩で全体が倒れることがあります
同じ根腐れでも症状の出方は野菜によって変わります
季節による発生傾向
春は気温が低く乾きにくいため起きやすくなります
梅雨は通気不足により最も発生しやすい時期です
夏は高温多湿で急激に進行します
秋は回復しやすい時期になります
環境を意識すると予防しやすくなります
回復までの目安
初期なら3日から1週間で回復の兆しが出ます
中期は2週間程度かかります
新芽が出れば回復傾向です
変化がない場合は根の大半が傷んでいます
よくある間違い
元気がないと肥料を与えると悪化します
根は吸収できず負担になります
日陰に置き続けるのも逆効果です
光がないと回復力が落ちます
予防の基本
乾いたら与えるを守る
受け皿の水を溜めない
通気性の良い土を使う
これだけで多くは防げます
判断の順番
1 匂い
2 葉
3 茎
4 根
この順で確認すると迷いません
まとめ
根腐れは水不足と症状が似ています
確認の順番を守ることで判断を誤らなくなります
早期に乾燥管理へ切り替えることが回復の鍵になります


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