【キュウリ】苗の選び方と植え付け手順

育て方(野菜別)

キュウリを育てて振り返ると、実がなり始めてからの管理よりも、苗を選んだ瞬間と植え付けの最初が、その後の気持ちに一番影響していました。

育てやすい野菜と言われる分、苗選びも植え付けも深く考えなくていいと思っていましたが、実際は判断に迷う場面が何度もありました。

この記事では、失敗しない苗の条件や正しい植え付け手順をまとめるのではなく、苗を前にしたときや植え付け直後に、どんな迷いが生まれ、どう向き合ってきたのかをそのまま書いています。


苗売り場で立ち止まってしまった理由

キュウリの苗は、売り場に並ぶとどれも元気そうに見えました。葉の色も揃っていて、背丈も似ていて、違いがほとんど分かりません。

丈夫そうな苗を選ぶと言われても、その基準が曖昧で、見れば見るほど判断が鈍っていきました。良さを探そうとするほど、決め手が見えなくなります。

最終的には、細かい条件よりも、見た瞬間に強い違和感を覚えなかった苗を選びました。理由をはっきり説明できるほどの確信はなく、消去法に近い選択でした。

💡POINT
苗選びは「良さを見つける作業」より「強い違和感を避ける判断」に近い。


苗を持ち帰ってから増えた不安

苗を家に持ち帰ったあと、急に不安が大きくなりました。本当にこの苗でよかったのか、別の苗の方が良かったのではないかと考え始めます。

葉が少し柔らかく見えたり、茎が細い気がしたりと、気になり始めると不安は次々に浮かびました。

この時に感じたのは、苗の状態そのものより、選んだ判断を自分が信じきれていない状態が、不安を大きくしているということでした。

💡POINT
苗そのものより「選んだあとに考えすぎる時間」が不安を強めやすい。


植え付け前に準備しすぎた反省

植え付け前は、準備することが一気に増えました。土、支柱、ネット、水やりの段取り。どこまで整えればいいのか分からず、準備がどんどん膨らんでいきます。

深く植えた方がいいのか、浅めがいいのか。最初からネットを張るべきか。調べるほど手順が細かくなり、失敗しないための準備が増えていきました。

結局、最低限だけ整えて植え付けることにしました。あとから調整できる余地を残した方が、気持ちは楽だと感じたからです。

💡POINT
植え付け前は「準備を整えるほど安心できる」と思いがちだが、迷いも同時に増えやすい。


植え付け直後に残った静かな不安

苗を植えた直後は、達成感よりも静かな不安が残りました。これで根付くのか、すぐに弱らないか。見た目の変化が少ない分、判断材料がありません。

水を与えたあとも、これで良かったのか分からず、何度も様子を見てしまいました。植え付けは短い作業なのに、その後の時間は長く感じました。

触らない方がいいと分かっていても、気になって見てしまう。植え付け直後は、作業より気持ちの整理が難しい時期でした。

💡POINT
植え付け直後は「何もしない時間」を受け入れるのが一番難しい。


深さや向きで迷った判断

苗をどの深さで植えるか、向きをどうするかも迷いました。深く植えた方がいいと言われる一方で、やりすぎるのが怖くなります。

結局、極端にならない位置で植え、向きも細かく気にしすぎないようにしました。完璧ではありませんが、修正できる余地を残した選択でした。

後から振り返ると、この余白が気持ちの安定につながっていたように思います。

💡POINT
最初から完成形を目指さず、直せる状態を残す方が気持ちは安定しやすい。


植え付け後しばらくの過ごし方

植え付けてからしばらくは、成長が分かりにくい時期が続きます。葉の色や張りが気になり、問題を探す目線になっていました。

毎日細かく見ていると、小さな変化が大きな不安に変わります。意識的に距離を取り、毎日は見ないようにしたことで、気持ちは少し落ち着きました。

この時期は、育てるより見過ぎない工夫の方が必要だったと感じています。

💡POINT
植え付け後は「育てる努力」より「見過ぎない工夫」が助けになる。


苗選びと植え付けを振り返って

キュウリの苗選びと植え付けは、知識より気持ちの影響が大きい場面でした。正解を選ぶことより、迷いながら進む前提を受け入れる方が楽でした。

完璧な苗や手順を求めなくても、あとから調整しながら付き合うことはできます。最初の一歩は、思っているほど取り返しのつかないものではありませんでした。

💡POINT
苗選びと植え付けは「正しく始める」より「続けられる余白を残す」ことが大切。

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